立石の曲がりくねった路地、密集した家々、お寿司にモツ焼き、ラーメン、そして、ややガサツながらも自然体な人々が、たまらなく恋しい……。
それに較べて、ロサンゼルスは、道はボーン、家もボーン、食べ物も大味で、車社会だからめったに人も歩いていません。たまらなく淋しい……。
しかし、どうだろう? 立石駅前が再開発されても、私はこんなに立石を想うのだろうか?
今回の帰国時、ある方(この人は、再開発反対派)から、区やゼネコンが描いた開発後の立石駅前の設計図を見せていただきました。それによると、駅前は北口にロータリーができ、南北ともに高層ビル郡に変わります。土地開発業者がいかにも描きそうな青写真で、なんだかデキそこないの六本木ヒルズみたい……。あーあ。
確かに、老朽化した南口の仲見世商店街は、「都内5073町丁目中、32番目の危険度」(東京都)だそうだから、なんとかしなくちゃならないのだろうけれど、それにしても、立石を、あの設計図が示すような「張りぼての街」に変えちゃっていいのだろうか?
立石恋しや。だけど、なんとも気になる街の先行き……。
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