区の説明によると、5月あたりから個別家庭訪問が始まり、来年には買収の価格査定に入っていくようです。
会場の壁には、区が描く新道路の地図が貼られていました。現状の地図に赤線が引かれ、拡張道路の範囲、それによって買収対象となる家々が明確に記されています。その地図を真剣に眺める住民たち。どうやら家がそっくり道路になってしまうケースはないようですが、物干しがなくなってしまう方、家の3分の1ものスペースが道路対象地となっている家、反対にまったくひっかからない家庭と、悲喜こもごもでした。
区では、「この計画に強制力はない」と説明していましたが、一方で、「ご理解いただくまで、根気強くご説明に伺いたい」とも。
「強制力はないって言っても、最終的に従うしかないんでしょ?」
と、知人に問うと、
「まあね。でも、防災公園に家が2軒残っているよ。あれは、徹底抗戦したんじゃないかな」
との答え。
早速、公園に足を運ぶと、あったー! 広い防災公園のど真ん中に住宅が二軒、すっくと建っていました。たまげた!
お話を伺っていないので、正確な経緯はわかりませんが、たぶん、知人の推測が正解でしょう。こういう方法もあるんですね。私は、「土性骨」という言葉を久しぶりに思い出していました。
道路拡張に関して、賛成派でも反対派でもない私ですが、しかし、件の二軒の在り方に、「自分も、もう一度よーく考えみよっ!」と思ったことでした。
(写真は防災公園。二軒のおたくは、
プライバシーを尊重し撮りませんでした。)
→東立石4丁目、「防災街区整備地区計画」(2008年9月13日参照)


