2012年12月04日

キモは「立石仲見世商店街」

 立石をご存じない方のために、まずは地理的なことを。立石は、東京都の東のはずれ、荒川と江戸川に挟まれた葛飾区にあります。ちなみに、立石は、
「この地に『立石様』と称する奇石から起こった地名で、すでに室町時代の古文書にその地名が記載されています」
 と、葛飾区の公式サイトには書かれています。
 立石
の東を、南北に流れているのが「中川」。「立石様」も、「中川」のすぐそばに祀られています。
ミツワ.jpg

illustration/山崎まどか


 電車は、京成押上線のみが走っていて、駅名は「京成立石」京成押上線は、都営浅草線に乗り入れているので、新橋や東銀座から30分ほどで立石に来ることができます。大変ローカルな響きのある京成押上線ですが、実際には、成田空港(京成本線)や羽田空港(京急線)とも繋がっていてとても便利なんですよ。

立石仲見世


 さて、そんな立石には、葛飾区役所、税務署、保健所など区の主要な施設が揃っています。これらの施設があるのは北口です。
 でも、ホンモノの立石に触れたいなら、是非、南口を訪ねてください。南口には「仲見世商店街」があり、ここが立石キモです。



 仲見世商店街は、昭和20年、終戦後の混乱期に、自然発生的にできたいわば闇市でした。その闇市を、終戦の翌年に「立石マーケット商店会」と命名、そして、9年後の昭和29年には「立石仲見世」に改めました。現在の正式名は、立石仲見世商店街です。

 仲見世はアーケードになっていますが、それが出来たのが昭和35年。以来、基本的に建物の構造は変わっていません。だから、仲見世に一歩足を踏み入れれば「昭和30年代」を満喫することができるのです。
 昭和30年代生まれの私にとっては、幼い頃の懐かしい思い出がたくさんつまった場所であり、大好きなお店もたくさんあります。

→葛飾区公式サイト http://www.city.katsushika.lg.jp/index.html


追記:
『読売新聞』2014年12月17日号に興味深い記事があったので引用します。
「1954年に設立された『立石仲見世共盛会』の相談役で、『鈴屋食品』のご主人、長谷幸太郎さん(73)が昔を語った。「景気の良い頃は、飛行機から宣伝ビラをまいた。大混雑でスリが多く、金を抜き取った空っぽの財布がトイレにたくさん捨ててありました」。(「桐谷逸夫の一期一会」)








posted by 柳田由紀子 at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 商店街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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