2012年12月04日

立石ブームの原動力となった映画『間宮兄弟』

「小さな幸せがいっぱい。だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん」
 こんなキャッチコピーの映画、『間宮兄弟』(監督・森田芳光、原作・江国香織)が公開されたのは2006年のことでした。




【あらすじ】 子どもの頃、“色水”に凝った兄、間宮明信は、現在ビール工場で技師として働いています(佐々木蔵之助)。弟の徹信は、筋金入りのてっちゃん(鉄道マニア)で、今は、小学校の用務員さんです(塚地武雄〔ドランクドラゴン〕)。地方からやって来た兄弟はかなりオタクぎみで、“東京のとある街”で、いまだに仲よくふたり暮らしを続けていますーー。


ekimaedori3low.jpg 立石は、小さな笑いと不思議な空気感にあふれたこの映画の“東京のとある街”として、ロケ地に選ばれました。
 たとえば、兄弟は、しばしば、「グリコじゃんけん」(グー、チョキ、パーで、勝った方が言葉の数だけ歩を進める、あれです)をしながら街を通りゆくのですが、あの通りは仲見世商店街駅通り商店街です。
 さらに、最初の頃の場面で、ふたりが入る中華屋は仲見世の「栄屋」。弟が、「兄の先輩の妻」(戸田菜穂)にひと目惚れをするのは、駅通り商店街喫茶店「ルミエール」。兄が、漫画を買ったのが「ローソン立石一丁目店」……と、立石がじゃんじゃか出てきます(参考資料・「日本映画劇場 映画のある風景・その5」「つれづれすけっち 間宮兄弟ロケ地めぐり」)。

 『間宮兄弟』のDVDには、撮影現場の風景も収録されています。そして、あそこに出てくる"謎のおばさん"は、仲見世の人形焼き「木村屋」のオーナーです。私は甘いものは苦手なのですが、この店の人形焼きは上品な甘さと評判です。

 映画の出演者は他に、沢尻エリカ、常磐貴子、中島みゆき、加藤治子など。兄弟の母を演じる中島みゆきの浮世離れ感がなんともいえません。また、祖母の加藤治子にいたっては、トータルで数分あるかないかの出演時間だというのに、なんという存在感でしょう。さすがです。

 立石満載、立石ファン必見、立石ファン以外にもお勧めの『間宮兄弟』です。



→『間宮兄弟』公式サイト http://www.mamiya-kyoudai.com/
→日本映画劇場 映画のある風景・その5 http://www.nihoneiga.info/fukei/0005/0005.html
→つれづれすけっち 間宮兄弟ロケ地めぐり http://blog.goo.ne.jp/991545/e/7d514aea9e58f59e0b9c271cb2a570ab
→古書上々堂 立石仲見世通り商店街


柳田由紀子の本/紫
posted by 柳田由紀子 at 04:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても控えめで上品なブログですね。日本映画劇場の大屋と申します。葛飾は日本プログラムピクチャーの原点ですよね。その中でも立石商店街はサイコーでした!!あの活気と怪しさが同居した不思議な空間はアートです。また、立ち寄らせていただきます。
Posted by 大屋尚浩 at 2008年04月24日 02:22
はじめまして。
「つれづれすけっち」のmocoです。
トラックバックありがとうございました。
参考ブログにしていただけて、大変光栄です。

映画「間宮兄弟」にはまり、私がロケ地めぐりして
もうすぐ2年経とうとしていますが、
ついこの間のような感覚です。
不思議な懐かしさにあふれた立石・・・
ステキな町ですね。

そんなステキな町、立石を故郷とされている
生まれも育ちも葛飾立石さんがとても羨ましいです。

また遊びにきます!!
Posted by moco at 2008年04月27日 23:50
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