2012年12月01日

家人の大好物は、「愛知屋」のメンチカツ

 私の夫は、アイルランド系アメリカ人で、立石には1年ほど住んだことがあります。彼は、天ぷらも焼き鳥もサバの味噌煮もタクワンも好物なのですが、なんといっても大好きなのが、立石駅前にある精肉店「愛知屋」メンチカツ立石に暮らしていた頃は、学校帰りに毎日愛知屋に寄り、メンチカツを買っていたそうです。

愛知屋

 今、家人は日本を訪れる度、成田空港から立石駅に着いたその足で、南口の愛知屋を目指し、メンチカツ(1個=130円)を購入。その夜のビールのおつまみにするのが習慣になっています。メンチが酒の肴というあたり、やはりアメリカ人、こってり好みです。

愛知屋

 愛知屋のファンは、無論、彼だけではありません。時分時ともなれば、店の前には長い行列ができます。メンチの他に、コロッケ、ハムカツ、レバカツ、アジフライ、イカフライなどがあり、冬には、これにカキフライも加わります。

愛知屋

 実をいうと、私の実家はかつて精肉店を営んでいました。つまり、私は元肉屋の娘です。その元肉屋の娘が、愛知屋さんの牛肉を見て、ほれぼれすることがあります。100グラム800円や900円の牛肉は、庶民の街、立石ではなかなか売りづらいのですが、愛知屋さんは、いつもがんばってそういう高級な牛肉をケースに並べています。また、牛肉としてはもっとも安い牛コマ(牛肉のコマ切れ肉)も、愛知屋さんのものは大変質が高い。すき焼きにしても充分いけるほどの品質です。

愛知屋

 思うに、愛知屋メンチカツがおいしいのは、こうした牛肉が入っているからではないでしょうか? たとえば、100グラム800円や900円の牛肉だって、売れ残ってしまえば最終的にはメンチになる。高級牛が入る割合は、日によってもちろん異なると思いますが、とにかくそんな事情が、愛知屋メンチを他店の追随を許さないものにしているのだと思います。




 また、早朝に立石駅に向かうと、愛知屋から、タマネギを調理しているなんともいえない良い匂いが漂ってきます。これは、朝早くから丹念に仕込みをしている証拠。手抜きをしない執念のようなものが伝わってきます。

 夫は、立石からアメリカに帰る際、必ず愛知屋メンチカツを20個ほど購入し、アメリカまで持ち帰ります。また、私の実家の者がアメリカに来る際にも、「メンチカツ、オミヤゲ、クダサイ」と頼みます。彼は、それらのメンチを冷凍庫に保管し、次回メンチカツをゲットできるまでの日にちを緻密に計算して、少しずつ大事に、大事に食べます。
 そんなわけで、アメリカの我が家の冷凍庫には、今日も、丁寧にアルミホイルにくるまれた愛知屋のメンチカツが鎮座しているのでした。



□愛知屋
住所:〒124-0013 東京都葛飾区立石1-19-4
電話:03-3691-1259
営業:8:00〜20:30。揚げ物は10:30〜。水曜定休(火曜に休むことも)
揚げ物リスト:メンチカツ¥130、コロッケ¥80、ハムカツ¥80
レバカツ¥100、アジフライ¥130、イカフライ¥100、豚カツ¥250
ロースカツ¥300、ヒレカツ¥350、カキフライ(冬期のみ)





posted by 柳田由紀子 at 04:25| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | その他の店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
新幹線で那須に戻る時、又はホテルに戻り、小腹が空いた時に私達は、アメ横の大山の、やみつきメンチ、特製メンチを確保しては(柳田様は既にご存知でしょう)冷たいビールでやっつけてました。ですが、いつも事で食べ飽きて居りました。愛知屋さん元、精肉店の娘さんの柳田様をしてそこ迄言わしめる。立石1丁目の近さも魅力的、購入しに是非参ります。
Posted by 柳田様、それは良い店を教えて頂きました、那須塩原市の松じー at 2014年10月10日 02:18
松じーさま:記事にも書いたとおり、メンチは主人のお気に入りなのですよ。元肉屋の娘ですが、私はあまり肉が好きではないのです。好きじゃないから、かえって肉にはうるさいんですけどね。過日、ロサンゼルスの日本食屋さんに珍しくメンチカツがあったんです。それで主人に、「注文したら?」と言ったら、「俺は愛知屋以外のメンチは喰わない!」と一蹴していました。メンチ、「今、食べたい」といえば、愛知屋さんは紙袋にくるんでくれます。駅前で立ち食いもよろしいかと。やはり、揚げたてにしくはなしですから。
Posted by 柳田由紀子 at 2014年10月10日 02:42
日本は日曜、月曜と連休になります。生憎の台風で紅葉が楽しめません。浅草のホテルが取れました。折角ですので国立近代美術館で日本画の観賞しに、その後妻と立石に再び。鳥房を。勿論。愛知屋も含めて。浅草も変わらない処もまだまだ多いですが観光客(自分達もそうですが)が多過ぎて辟易致します。
Posted by 柳田様、アドバイス有難うございます松じー at 2014年10月10日 04:00
鳥房力に包まれて、旨い鳥をお腹に一杯詰め込んだ後は皆さんもニコニコ顔。店を後にした頃は昼間の絵の中身は記憶の彼方。ここは1丁目だから柳田さんの産まれた所と妻ににわか立石人になってガイド役。愛知屋のコロッケは柳田さんの旦那さんの好物なんだと、お会いもしてないのに失礼しました。アメリカできっと今頃くしゃみをされているなと思いつつ、妻と二人で懐かしい味のコロッケをパクつきながら食べ歩いて来ました。昭和の町立石
Posted by 絵の中身は何処へやら。那須塩原の松じー at 2014年10月13日 03:01
松じーさんも、すっかり立石を好きになられたようでうれしです。ちなみに、主人の好物はコロッケじゃなくてメンチです。そういえば、ゆうべ、私はけっこうくしゃみをしました(笑)。
Posted by 柳田由紀子 at 2014年10月14日 02:02
柳田さんのブログを読んで居られる皆さん!旨いコロッケでしたヨ。メンチもきっとほくほくでしょう。愛知屋オススメです︎、
Posted by メンチ、リベンジを!那須塩原の松じー at 2014年10月14日 23:28
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